イボ

イボ

イボと呼ばれるものは様々ありますが、手足など接触が多く、小さい傷もできやすいところに多いのは大抵はヒト乳頭腫ウィルスというウィルス感染によるイボで、放置して自然に消えてしまう場合もまれにありますが、多くは別の場所にも増えていきます。また、人にもうつしてしまうこともあります。

足の裏にある場合はタコやウオノメと間違われてよく放置されたり、ウオノメ用の貼り薬で白くふやけてかえってイボが拡大してしまう場合もあります。
治療の基本は、液体窒素を用いた冷凍凝固術です。繰り返し通院して冷凍凝固し、イボが黒いかさぶたになって剥がれるのを待ちます。当院でも行っていますのでご相談ください。
また、イボをふやかす処方薬のテープも並行してご自宅で貼ってもらうこともあります。市販のドーナツ型のものより扱いやすいと思います。
貼り方にコツがあるのでご指導します。イボがたくさんあって通院に時間がかかりそうな方、数が急に増えた方、顔面にあるため積極的に液体窒素ができない方にはヨクインエキスの錠剤や粉薬を処方することもあります。